好きな人と付き合いたい人のための役立つテクニックを紹介します。心理学を応用して相手の脳に刺激を与える方法です。
好きな人の脳を恋愛モードにし、異性と親密になりたいという欲求を高めるのです。
何をすれば良いかといったら「プライミング」です。
プライミングとは
具体的な方法は後から紹介しますがプライミングとは何かといったらですね…。
例えば「動物園、ライオン、パンダ」という単語があったとします。
その後で次の○に文字を入れて単語を完成させてください。
「コ〇ラ」
事前の刺激がその後の脳の働きに影響する
コアラと答えますよね。コーラとか他の言葉もあり得ましたけれど、コアラと答えましたね?
なぜかというと事前にライオンやパンダという動物の名前を挙げていたからです。
それらの単語が先行の刺激となって、あなたの頭の中が動物モードになっていたのでコアラと答えたのです。
なので事前に飲み物のを話をしていたら、コーラと答えたはずです。
このように事前の刺激がその後の脳の働きにも影響を与える効果のことを「プライミング効果」といいます。
こっそり仕掛けられた性的画像
この効果が恋愛でも使えるということがカンザス大学などの実験で分かっています。
この実験ではモニターに表示される2つの単語がどれくらい似ているかを参加者に判断してもらいました。
しかしこれはフェイクのテストです。参加者に実験の意図がバレないようにするためのものなので意味はありません。
大切なことはこのときモニターに施された仕掛けです。
片方のグループには性的な画像が認識できないほどの短時間だけこっそり表示されるようになっています。そしてもう片方のグループには性的ではない画像が表示されるようになっています。
プライミング効果の発生
単語がどれくらい似ているかという判断が終わったあとに、今度は対人関係についてのアンケートに答えてもらいました。
そして結果を分析したところ、プライミング効果が発生していました。
性的な画像を見せられたグループの人たちはこのアンケートにおいて、以下の意思が強くなっていたのです。
- 自分のことを開示する意思
- 人と親密になろうとする意思
- 相手のために自分を犠牲にしようとする意思
- 争いを穏やかに解決しようとする意思
性的な刺激を受けると異性と親密になりたいモードに!
これらの意思は異性と親密になりたいときに高まるものです。
つまりこの実験から何が分かったかというと、性的な刺激を受けると異性と親密になりたいモードになりやすいということです。
なので好きな人といるときに、性的な刺激を与えれば、恋愛がうまくいきやすくなるということです。
性的刺激はなんでもOK
では具体的にどういったもので性的な刺激を与えれば良いのでしょうか?
これはなんでも良いのです。性的なことを意識するようなものであれば何でもOKです。
さり気なく相手の視界に、ほんの数秒でも入れば良いのです。
アレを撫でろ
とはいえなかなか思いつかないという人もいると思います。いきなり性的な画像を見せるわけにはいかないですからね。
そんな人のために昔から言われてるテクニックを紹介します。
グラスを指で撫でてください。親指で自分の口をつけた部分を軽く撫でるだけでOKです。
男性でも女性でもグラスを撫でるとそれが性的なプライミングの刺激になると言われています。
無意識に行為を連想する
グラスを撫でることで、相手の頭の中に無意識にそういった行為を連想させることができるからです。
なので、本人も気づかないうちに、異性と親密になりたいというモードになるということです。ぜひつかってみてください。
参考文献:Omri Gillath, et al. (2008). When Sex Primes Love: Subliminal Sexual Priming Motivates Relationship Goal Pursuit.