好きな人の潜在意識に暗示を入れて自分のことを好きにさせやすくするテクニックを紹介します。
カナダのマギル大学の催眠に関する実験を参考にした方法です。
簡単にいうと催眠術を恋愛に利用してしまおうということです。
催眠は胡散臭い?
催眠術というと胡散臭いと思われがちですが超能力や魔術といったインチキとは全くの別物です。
テレビ等で大袈裟に催眠術をやっているせいで怪しまれているだけです。
催眠は心理療法などでも使われることがあります。ちゃんとした研究者が書いた専門書にも催眠療法は出てきます。掛かりやすい人であれば私でもかけられます。
単に潜在意識に暗示を入れるだけのことなのです。
催眠術の掛け方は2段階
催眠術の掛け方は2段階あります。催眠誘導と催眠暗示という2段階です。
まず催眠誘導によって脳を言うことを聞きやすい状態にもっていきます。要するに潜在意識に暗示が入りやすい状態にするのです。
脳は普通の状態だと意識(理性)が入ってくる情報を選別してしまうため暗示が入りにくいのです。
なので催眠誘導をして意識の働きを弱めて暗示が入りやすい状態にするのです。
よく催眠術師が5円玉を振り子のように揺らして見せます。あれが催眠誘導です。
あのような一定の動きをじっと見せられることで一種のトランス状態になり意識の判断力が落ちてその下にある潜在意識に暗示を刷り込まれやすい状態になるということです。
ロウソクの火をずっと見ていると変な感じになりますね。あれも自分で催眠誘導してるようなものです。
催眠暗示
その状態にしてから催眠暗示を入れます。
例えば「手がくっついて離れません」などの暗示です。
すると潜在意識に「手は離れないものだと」刷り込まれるので、本当に手が離れなくなるのです。
このように催眠誘導と催眠暗示という2段階が必要となります。
掛けられる側の協力が必要
催眠術というのは「これから催眠術をかけますよ」と言った場合は掛けられる側の協力がないと掛かりません。
協力と信頼が必要なのです。(このような信頼関係をラポールと呼びます)
掛けられる側が「絶対に掛からないようにしてやるぞ」と踏ん張っていたら掛かりません。
バレずに暗示を入れる
では好きな人にどうやって催眠を掛ければ良いのでしょうか?
それは催眠を掛けようとしているとバレないようにして掛けるのです。
実は人間が自分から催眠が掛かりやすい状態になる行動をすることがあるのです。その行動をしているときにさり気なく暗示を入れれば良いのです。
催眠とスマホの関係
カナダのマギル大学が600人以上に催眠を掛けるという実験をしました。目が開かなくなるなどの暗示を入れたのです。
もちろん全員が掛かったわけではないですし、掛かり具合が強い人もいれば弱い人もいました。
催眠の掛かりやすかった人と掛かりにくかった人の違いが何だったかというとスマホだったのです。
スマホに夢中なときは催眠誘導されてるのと同じ状態
この実験ではどれくらいスマホに依存してるかということを確かめる「スマートフォン依存症尺度」というアンケートにも答えてもらっていました。
するとスマホを常に気にしている人ほど催眠にかかりやすいということが分かったのです。
なぜならスマホを見てそこに夢中になっているときというのは脳が催眠誘導をされたときと同じような状態になっているからです。つまり暗示が入りやすいのです。
自分の意思なので潜在意識に暗示が入りやすい
なので好きな人に催眠暗示を入れたければスマホを見ているときに入れれば良いということです。
スマホに依存していない人でもスマホに夢中になっているときは催眠誘導をされているのと同じような状態です。
しかも自分の意思でその状態に入ってるわけですから潜在意識に暗示が入りやすいのです。
相手の脳に言葉通りの情報をインプットする
なので好きな人がスマホを見ているときにさり気なく「一緒にいると楽しいね」とか「相性が良いんだよね」ということを二人の関係性において違和感のない言葉遣いで言ってあげれば良いのです。
イケると思ったら「恋人同士みたいだね」と言っても大丈夫です。
そうすると相手の潜在意識にその言葉通りの情報がインプットされるのです。
好きな人は上の空でOK
好きな人はスマホを見てるとき上の空だから無理じゃない?と思うかもしれませんが上の空で良いのです。
なぜなら催眠暗示というのは顕在意識に入れるものではなく潜在意識に入れるものだからです。
なので相手が何か言われたと気づかなくても良いのです。むしろ気づかないほうが意識の判断は働きにくいですから情報を入れやすい可能性もあります。
そして暗示を何度か繰り返してるうちに、あなたの好きな人は潜在意識レベルであなたを好きになっていくということです。
パチンコ屋と催眠
そんなうまくイクの?と思うかもしれませんがこの手の暗示は街中に溢れてます。
例えばパチンコ屋さんでは光と音がガンガン流れてます。あそこにいたら催眠誘導されたときのトランス状態のようになります。
そこで「○○の台でアタリが出た」などと放送しています。それだけでなく自分自身にアタリが出ることもあります。
すると潜在意識には「パチンコって良いものっだな」と深く刻まれます。だからパチンコに通ってしまうのです。
もちろんギャンブル依存症は脳の報酬系の問題とされていますが依存までいかない人でもパチンコに通ってしまうというのは、そういった催眠の効果もあるのではないかとされています。
ぜひあなたも催眠を恋愛に役立ててください。