バーはお酒を飲むだけではなく出会いの場でもあります。私自身も経験がありますし友達もバーで知り合って付き合うことになったという人はいます。
東京都内だと麻布十番や恵比寿あたりのバーが出会いを求めている人が多い気がします。20代前半なら渋谷や下北沢でも良いかもしれません。穴場は北千住です。
バーでの出会いというと男性から女性に声を掛けるとか、マスターが常連同士に気を利かせてというのが一般的かもしれません。
しかし最近は出会いを求めて女性から声を掛けることも珍しくなくなりました。恋愛に興味のない男性が増えているので女性も積極的にならざるを得ないのでしょう。
そこで今回はバーで女性から声を掛けるときに何と言えば印象が良いのか?ということを確かめた実験を紹介します。
(関連記事:お酒を飲むメリットは性格が良いと思われることだった)
効果的なセリフについての実験
セント・メアリーズ大学が女性がバーで男性を誘うときの効果的なセリフについての実験を行いました。
実験では18歳から56歳までの男性130人に女性の写真とその女性が男性に対して発したとされるセリフを提示しそれがどれくらい効果的だと思うかの評価をしてもらいました。
セリフの表現方法には直接的なもの、無害なもの、軽薄なものの3パターンがありました。
直接的な表現は「一緒に飲みませんか?」「あなたは素敵ですね」「あなたの連絡先を教えてもらえますか?」などです。
無害な表現は「おすすめの飲み物はなんですか?」「前に会ったことがありませんでしたか?」などです。
軽薄な表現は「イチャイチャする?」「私はイージーよ(簡単にヤれるよの意味)」などです。
直接的な表現で声を掛けるのが良い
これらのセリフを男性に評価させたところ、もっとも効果的とされたのは直接的な表現でした。
次に効果的とされたのは軽薄な表現で、もっとも効果がないとされたのは無害な表現でした。
しかし女性の魅力と性的に奔放そうな雰囲気(つまり誰とでも寝そうな雰囲気)による影響も関係していました。
男性からの評価を細かく分析すると、最も効果的とされたのは魅力的な女性が直接的な表現で声を掛けることでした。
魅力の低い女性の場合は直接的な表現を使ってもあまり効果的とはされませんでした。
しかし魅力の低い女性でも誰とでも寝そうな色っぽい服装をしていると効果的とされることが分かりました。
つまりバーで女性から声を掛けるなら直接的な表現で男の自尊心を高めてあげるか、ヤレるかもと思わせてあげることが重要ということです。
ちなみに女性から男性へのアプローチは大まかに分類すると14パターンあるそうです。
参考文献:Maryanne L.Fisher,et al.(2020).Can I have your number? Men’s perceived effectiveness of pick-up lines used by women