心身発達編
アイデンティティ
■アイデンティティ
<identity>
アイデンティティは、「自我同一性」または「自己同一性」と和訳される。
青年期は身体的な変化に加え、自己に目覚める時期でもあり、変化が激しい時期。また、自立を志すが、社会的な経験が不足していて一人前とは認めてもらえない。
エリクソンはこのような青年期の発達課題としてアイデンティティの概念を提唱した。
この時期に自分とは何か、つまり「自分はどんな人間で、将来どんなことがしたくて、自分の生きている意味は何か」ということを考え、その結果自分らしさを獲得することが大切であるとしている。
また、自我の同一性の確立過程で、一時的に自分は何者か、将来どうしていいか分からず、模索している状態のことを「アイデンティティの拡散(モラトリアム)」と呼ぶ。
一人前の大人としての役割がみつからないので、「自分とは何か」などの疑問が出てきて、葛藤がおき、自分を一つに統合できない状態を指す。
高学歴社会の今、このような状態の青年が増えている。
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