カウンセリング編
投影
■投影
<projection>
人はさまざまな欲求を持つが、それらが全て満たされるとは限らない。
欲求が満たされなくて心理的に苦痛な状態をうまく調整する心の動きを防衛機制という。
防衛機制には多くの種類があるが、投影はその一つで、受け入れがたい感情や衝動、観念を自分から排除して他の人がそれらを抱いていると見なすことを言う。
疑心暗鬼という場合のように、正常な心理過程でも見られるが、より病理の重い場合に現実吟味能力の低下を伴ってしばしば生じる。
妄想的な患者は、自分自身の憎しみを抑圧してそれを相手に投影するために、その相手が自分のことを傷つけるように感じると考えられる。
