行動療法

ジョセフ・ウォルピを始めとする心理学者が提唱した理論。
不安や恐怖はそれらに拮抗する新しい反応を学習させることによって消去することが可能であるという逆静止の理論を提唱しました。
 
人間は白紙の状態で生まれてきて、生まれつき善でも悪でもない、と考えます。その何もないところに、周囲からいろいろ色づけされて成長するわけです。
 
行動療法では素質、遺伝の作用は考慮しないのです。
 
行動療法は、クライアントとカウンセラーがしっかり話し合ってゴールを決めること、カウンセリング室で会うだけではなく、クライアントと一緒に出かけて治療的な行為をすることもある、などの特徴があります。
 

■行動療法の具体例

 
高所恐怖症を改善したいというクライアント
カウンセラーが一緒に高層のビルへ行き、最初は1階や2階の低い階から外を眺めてみたりする。慣れてきたらだんだん高い階へ上がって、最後はビルの屋上に立っても不安を感じないでいられるようにする。
 
精神分析や夢分析などはせず、あくまでもめざすところの行動パターンを繰り返すことで学習する。