心理カウンセラーの役割って?

ストレスを感じることが多い現代では、トラウマ、ひきこもり、登校拒否、摂食障害、依存症、PTSDなど心に起因するトラブルが多くなっています。
 
心が病んでいるとき、自分で解決できない悩みがあるとき、自分が進むべき方向を迷っているときなど、助言や手助けを求めている人が増えてきています。
 
クライアントの年齢、性格、性別、生い立ちが違えば、当然、抱えている問題も様々になってきます。何一つ同じような悩みはありません。
 
カウンセリングというのは、医療のように対処療法ではなく、その人その人にあったカウンセリングというのが必要とされます。
 
近年では、価値観が多様化し、人生を歩む上での選択肢も増えました。昔のように、国全体が一つの目的に向かって進んでいくというのではなく、個人が、自分の人生の意味や使命、生き方などを考える時代になってきています。
 
クライアントは、さまざまな『心の悩み』を弱音や愚痴を混ぜながら、延々と話していきます。
 
それに対してカウンセラーは、一方的なアドバイスや指導はしません。カウンセリングは、クライアントの話を全てを受け入れるとこから始まるのです。
 
まずは、クライアントの話を聞き、相手の話を引き出していくことがとても重要になります。その上で、必要があれば、一緒に問題点を整理して、一緒に考えていくということも行います。
 
カウンセラーとて、完璧ではない一人の人間です。一人の人間としてクライアントに時間をかけて、じっくり向かい合っていくこと。
 
決して自分の価値観や常識、プライバシーを語らず、まずは受身で耳を傾けることが大切です。クライアントの話の流れを止めることなく聞き入れてあげてください。
 
そうすることによって、クライアントはカウンセラーに心を開き、ともに悩みや問題に向かって闘う『同士』として心を開いてくれるはずです。
 
現在抱えている悩みや問題を一緒になって考え、そしてクライアントが自信を持って進むべき方向を自ら考え出すことができるように、側面から支援するのが心理カウンセラーの役割なのです。